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JZX90マークU製作日誌

おそらく一度も交換していないと思われる足回りをメンテします。
定番のTRDブッシュですね。
入れ替えだけならプレスでいいけど・・・
ツバ付きのブッシュはちょっと面倒。
切り落としてから入れ替えます。リヤナックル取付部のボールジョイントの補修品がないのでロアアームは新品に交換します。
リヤナックルは純正、TRDどちらも無いのでピロブッシュに打ちかえます。
   デフが暴れてメンバー破損するんでリジット化します。
カラ―を挟む手もあるんだけど、アクセルに踏んだ瞬間リヤタイヤに駆動が伝わるリニアな感じがいいんですよね。
調整式ピロアームも出来たのだけど街乗り&高速クルージングがメインなので純正アームとなりました。
フロント側はと言うとドリフトナックルVer.2、マークUはホイールベースが長いので小回りが利かないのでコンビニや狭い道路などちょっと不便なんですよね。純正よりショートナックルで切れ角が51度まで上がるこちらを選択、ドリフトナックルなネーミングだけど付けた人からは街乗りが好評なパーツです。
そしてロアアームを延長、切れ角が上がればテンションロッドとホイールが干渉します。ホイール取付け面が外にオフセットされるので逃げが多くなります。10J−19ミリのホイールを装着していたのでステアを切るとホイールハウス前後が干渉していたんですよね。叩いて逃がすのも限度だったので、ホイールオフセット変更で丁度良い来るのでは?と思っています。
仕上げ、塗装。

ロアアーム延長だけだとネガキャンになってしまうので17クラウン(110系マークU)アッパーアームの新品を用意、TRDブッシュ交換します。
アッパーアームが長くなるとハウスインナーに当たるんで少し叩けば隙間OK。
定番の110テンションロッド、TRDブッシュ打ちかえます。
後はストックデータからラックエンドを長いのを探します。エンドは90、100のままでOKです。
組み立て、まるで純正。
ホイールマッチングを見ていくと8J位になりそう、太いタイヤが履けないのと浅リムでカッコ悪い、そこで切れ角を少し減らしてしまえば良い、切れ角ダウンスペーサーを作ります。それでも43度位は切れるので軽自動車以上に小回り利きますよ。
9Jホイールを用意。
ロングハブボルトに交換します。

フロントに履いていた10Jをリヤにしてキャンバーをおこします。−1.7度調整値いっぱいです。フロントはー1.6度タイヤも長持ちするでしょう。何度も計測して合わせたので前30度、リヤ50度OK。大人なツライチ完成。
数年前に制作したマフラー、2重構造になっていてLEDを仕込む予定でした。

数年ぶりに完成。スイッチオンでブルー、ブレーキでレッドに切り替わります。中々目にする事無いカスタマイズでしょ(笑)。